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2008年7月17日 (木)

「霧の橋」 乙川優三郎

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講談社文庫 590
2000/ 3/15 1

2006/ 5/29 15

1997
3月 講談社より刊行
1997年 第7回時代小説大賞受賞作

全くの偶然から、この著者の本を購入した。

2002年に直木賞を受賞していながらも、恥ずかしながらこの著者の名前は知らなかった。

最初からぐいぐいと引き込まれ、いっきに読み終えた。

面白かった。

藤沢周平さんの全著書を読破しかけているので、時代小説の新しいお気に入り作家を見つけることが出来たのは嬉しい限りだ。

この本は、

「武家社会、商人社会、武家もの&市井もの、親子愛&兄弟愛&夫婦愛、片親、子育て、義理と人情、老いてなおの恋、仇討ち、商売敵き、太刀捌き」と

時代小説の全ての要素を1つの小説にした誠に“贅沢な1冊”。

しかしながら、ストーリー仕立てがしっかりしており最後まで緊張感のある内容。

「満足な1冊」であった。

      ストーリー:

刀を捨て紅やの主人となった武士の次男坊。父親を殺され、兄を自害させられ、10年放浪の後、仇を討つ。商人になりながらも根底の侍魂を捨てられずにいる主人、妻はいつか武士に戻ってしまうのではないかと不安を感じ生活にすれ違いが生じ始める。一方、商いも同業の潰し合い、食うか食われるかの醜い世界で奮闘。更にそこに、討つべき人間が突然現れ行李に長年しまいこんだ小太刀を取り出して家を脱け出すと・・・

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