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2008年8月16日 (土)

捨ててきたもの

* **武士の一文*** 2008/8/15篇

「どうにか人並みの暮らしができるようになってみると、手に入れたものを守りたいと思う一方で、捨ててきたものが無性に気になりはじめた」

乙川優三郎著 「五年の梅」内“小田原鰹”p168

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心に沁みる「武士の一文」」カテゴリの記事

コメント

マルユミさま
コメントありがとうございます。

「幸せだから、気になる」のはちょっと違うような気がしますよ。「幸せでなくとも」気になりますし、「人並みの暮らし=幸せ」とは限りません。

この文は自分自身に置き換えて、いろいろな意味で解釈できます。が、一番の注目点は「どうにか人並みの」と思われます。

縛られていたものから逃げだし、自から苦労を背負って長年生きてきたが、やっとどうにか飯の心配もしなくてもいいようになってきた。そうしてみると、決して戻りたくはないが、捨ててきたものを
ふと気になってみたりする。

この小説では、「捨ててきたものは”夫”」なのですが、その後が実にいい話なのです。是非一読を。

「人生は選択の連続」です。常に前を見て、選択結果を否定しないことが一番肝心だと、それがしは思うのでござる。

投稿: rock-c | 2008年8月18日 (月) 22時28分

捨てて来たものが 無性に 気になるのは
今が 幸せ だから・・・
でも 違う 人生も うまく いってたかも・・・
後悔はしないけど なんだか・・・
人生なんて そんな ものか・・・

投稿: マルユミ | 2008年8月18日 (月) 13時49分

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