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2008年11月

2008年11月26日 (水)

「トウキョウソナタ」

Photo監督・脚本:黒沢清
出演:香川照之/小泉今日子
2008
927日公開映画

in 角川シネマ新宿
公式サイト:http://tokyosonata.com/index.html

2008年カンヌ国際映画祭「ある視点」部門で審査員賞作品。

辛い!!
こんな辛く、笑えない映画は無い!

この3連休にこれを観た。明けた翌日が給料日。毎月定額が入金。

「有難い!」

今回ほど、実感したことはない。

父親は、毎月家族が暮らせるお金を運んでくるから「価値」がある。所謂、どうこう言われても「威張っていられる」。
ところが、それが急に無くなってしまったら・・・。今までの父親としての「権威」は何処に行ってしまうのであろう。

今の世の中、4050代の再就職口はほとんど無い。サラリーマンの管理職がデパートの掃除係りが出来るだろうか?スーツで出勤しデパートの片隅で作業着に着替え、トイレ掃除&床にへばりいたガムを除去する。それを妻に見られたらどうする?
そりゃ、逃げるよりしょうがないでしょう?

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実にリアルで笑えない。

サラリーマン戦士よ! 明日はわが身だ!!
そして、その妻よ、家族よ!こうやって父親は心で泣きながら毎日戦っているのだ!

■ストーリー:

ごく普通の家族の父親がリストラを宣告される。帰宅するが妻には言い出せない。翌日から、会社に行くフリをしてそのまま毎日ハローワーク通い。リストラをきっかけに家族が崩れ始めるコメディ・ドラマ。

主演は香川照之と小泉今日子。実にいいコンビである。

■評価:★★★★☆
それがしの城も今は危ういところ。内容が内容だけにとてもとても笑えない・・・。今も昔も城勤めは辛い!

トウキョウソナタ - goo 映画
トウキョウソナタ - goo 映画

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「第200回 二ツ目勉強会 11月篇」

会社が不景気のどん底だからこそ、せめて表向きは笑ってないと!

と、いうことで、[落語]

多分25日前後と思い検索してみたら、何と!今夜!!すかさずGO! To the 池袋演芸場

本日は演目チラシがなかったので、「演目名」はそれがしが適当につけました。

■古今亭 駒次:「二缶入り水瓶?」
噺は面白いのですが、話し方のトーンが上がりっぱなしで、ちょっと聴いていて疲れました。

■三遊亭 時松:「代理返?」
時松さんは、今年3回目です。1/29の「試し酒」、これ最高でした。6/24「締込み」これも良かった。本日、ちょっと普通でした。安心して聴けるのですが・・・、何か足りなかった。

■三遊亭 ぬう生:「見てない夢?」
お馴染みの噺ですが、面白かった!しっかり、安心して聴き入りました。やはり落語はこうでないと!

******お仲入り*****

■三遊亭 金兵衛:「役もめ?」
金兵衛さんは今年2回目。5/27の「粗忽の釘」これ良かったですね! 今回はお馴染みの噺。最初の「まくら」からすーと持って行く展開はさすがでした。しかし、ちょっと物足りなかった感はありました。でも、金兵衛さんの噺は好きです。

■柳家 小権太:「義太夫?」

こういう噺家さんってちょっと困ります。噺は上手いのです。が、聞き手を引き付けるのが上手くない。声を張り上げ過ぎて疲れちゃうんです、私たちお客は。最初の駒次さんも同じ傾向。もう少し聴き手のことを考えていただきたい。


****************************

        総評:
本日の5人の噺家さんは、多分「今日の客のノリは悪いな!」と思ったことでしょう。でも、実は、本日の出演者さんの出来は良くなかったですよ。単純に言うなら「噺を聴かせていない」。引き込ませる技術までは残念ながら無い。
駒次さん、小権太さんは一度客席で人の噺を聞いたほうがいいです。声が大きければいいというものでもない。適度な大きさがいいのです。まして、夜の部。皆 仕事で疲れた後に噺を聴きに来ています。そこで大きな声は更に疲れるだけ。反対に小さな声のほうが聴き入るのです。聴こうとするのです。
その点、ぬう生さんは上手かった。本日の一番でしょうね。演目も単純で解かり易かったし、何より安心して聴けました。

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2008年11月20日 (木)

「ボジョレー本日解禁、 ってなことで」

Photo

言うなれば、バレンタインのwine版でしょうか?

こうやって「お祭りごと」を作らないと、各種メーカーは辛いのですよsad

「上杉殿 それがしも一役買うて貢献せねばなりますまいて」

てなことで、お義理で得意先から購入。

「ボジョレー・ヌーヴォー 2008 ピエール・ポネル 」 2,450円


部門:フランス産ワイン
産地:ボジョレー地方
格付け:ボジョレーAC
商品名:ボジョレー・ヌーヴォー 2008 ピエール・ポネル

ドメーヌ:ピエール・ポネル
ワイン色:赤   容量:750ml
タイプ:ライトボディ

ヴィンテージ:2008

「ブルゴーニュ地方ボーヌ市に本拠を置くピエール・ポネル社は、1875
年創立のネゴシアン。優しい口当たりと新鮮な果実味にあふれる味わい」

とのこと、さてお味の程は???
nnnn・・・

何でもいいのです、風情を楽しめれば!
情緒豊かな日本ですから

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2008年11月17日 (月)

「来た来たー! 秋の花粉症」

Photo_3先週の金曜日

くしゃみが止まらなかった。

東京も先週あたりから急に寒くなったので、「風邪の初期か?」と

ところが、土曜も鼻が・・

しかし、特別具合が悪い訳じゃない、食欲もある、熱はない。

そして、昨夜の日曜に夜

それは決定的となった。

「お奉行さま、鼻が、鼻水が、止まりませぬ・・・・」

「鼻の奥も、頭の奥も、重いのでございまする・・・」

そうか、ついに来たか??

「秋の花粉症」sad

されば、すかさず耳鼻咽喉科hospital

「この時期は“ブタクサ”の花粉なんですよ」とのこと

そうか、そう言えば先週ぐらいから、通勤時マスクをしている人をよく見かけていた。

そうだったのか?そこもとも秋の花粉症でしたか?

すかさず、薬を

・セレスタミン錠・・アレルギーを抑える薬(強力!効いたら即止める)
・エバステルOD錠・・アレルギーを抑える薬(眠気なし、仕事OK)
・フルナーゼ点鼻液・・アレルギー性鼻炎の点鼻液(これスーとして気持ちいいです)

ちなみに、診察料¥1,120 薬¥970 計=¥2,090

市販の薬より断然お徳です。
だって、市販の薬は、仕事中眠むくなり、完全に寝てしまいます。更に、喉がカラカラ渇きすぎます。やはりお医者様ですよ、何と言っても。

ちなみに、WEBを見ると解かりますが、「風邪かな?」と「花粉症」の判断の仕方。

     鼻水(水気:粘り気)

     熱(有り:無し)

     食欲(有り:無し)

しかし、昨年は秋に花粉症のお世話にならなかったのですが・・・。

気合が足りないのかなーcoldsweats02

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「密謀(上)」 藤沢周平

Photo

新潮文庫 590円
昭和60年9月25日発行
平成20年8月5日62刷

「藤沢周平作品 読破」、の最後を飾る作品はこの小説。

と、言っても 上・下巻の今回は「上」。*昨夜から下巻に移行している。

更に、同著者エッセイ「ふるさとへ廻る六部」は併読中で残り1/3あり。でも、直ぐ読み終わるでしょう。

大量にある藤沢周平著書の中で、「何故この本が最後か?」というと、
実は勘違いしていた。既読、と。

本屋さんの棚には著者の本がずらーと嬉しくなるように並んでいる。その中からその時の気分で、市井もの、武家もの、歴史人物ものを購入していた。今回の上・下本は、講談社「市塵 上・下」と、ぱっと見よく似ている、だから最後の最後になってしまったという経緯がある。しかも、私の苦手とするところの歴史人物もの(エッセイも同じ)。Photo_2

しかし、最初のページ、1行目から驚いた。
何と!それがしの故郷の地名が載っているではないか・・・、
「妙高」、あららら・・。これにはびっくり。

そうか、これは上杉謙信以下、上杉景勝と直江兼続の歴史小説かぁ・・・・。

それにしても、出てくる名前がものすごい。
豊臣秀吉、織田信長、徳川家康、上杉謙信、織田信長、石田三成、その他諸々。その昔、習った戦国武将の名がずらずらだー。こりゃ参ったなー。
しかし、そこは藤沢作品。やはり上手い!頭を整理していくとぐいぐい引き付けられていく。
しかも、

それがしがこの本を読み始めると、何と、本屋に「直江兼続」の本が沢山出ていることに気がついてきた。併読大好きですから次々と買ってしまう。今じゃ「上杉謙信、景勝、直江兼続」のことなら何でも聞いてくれ!と言う感じにまでなって来た。
そして、その謎が解けてきた(遅い?)

そうか、来年1月からはじまるのNHK大河ドラマは「天地人」、主人公は直江兼続だって!そりゃ本も沢山出るはなー。そうかそうか、それじゃまたそれがしの田舎の春日山城も賑わうってことだな。ここ2年、謙信公でGACKTさんが見参し地元が観光化したかと思えば、今度は妻夫木聡:直江兼続かー、凄いなー、一気に観光地化だー

2009年の大河ドラマは「天地人」!
原作:火坂雅志、脚本:小松江里子。放送は2009年1月から1年間。

http://www.nhk.or.jp/drama/html_news_tenchi.html

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2008年11月15日 (土)

「たみおのしあわせ」

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監督・脚本:岩松了
出演:オダギリジョー/原田芳雄/麻生久美子/小林薫/大竹しのぶ/忌野清志郎
2007
年  日本 118
公式サイト
http://tamiono.jp/indexp.html
2008
719日より公開

この映画、観逃していた作品だけに劇場で観れて嬉しい。

オダギリジョーの、その“ダサさ”がなんともカッコイイ!
(*彼の格好良さ&こだわりは誰もが認めるところ。だから安心してこのダサさを受け入れられる)

オダギリのその成りきりの徹底ぶりには驚く。

あとは脇を固める名優たちも個性的で??? って言うか、みんなわけの解からぬ性格をまとって

      父(原田芳雄):普通の父親だけど、騙され役で可哀想?

      オダギリの婚約者?(麻生久美子):どういう性格?表・裏あり過ぎ!

      屋根裏の叔父さん(小林薫):解からん!

      父&叔父さんの恋愛対象者?(大竹しのぶ):更にまったく解からん!!

この映画は、やはりラストでしょう!なんだか馬鹿馬鹿しくて笑っちゃいます。しかし、あの名シーンをパクルとは・・・・・。誰も想像しないよねー。Photo_2

■お薦め度:★★★★☆(気軽に楽しい。オダギリジョーさん主演だから、ハズレなし!)

■ストーリー:
お見合いをしてなんとなく結婚へと進んでいく息子・民男。部下とつきあいつつも息子の目を気にしてしまう父・伸男。そんな2人の関係を通して、しあわせのかたちをゆるゆると映し出していく、コミカルなドラマ。オクテな青年の民男を演じたオダギリジョーは、その格好良さを完全に封印。ダサいオーラを身にまとっての演技はなかなか新鮮だ。伸男を演じた原田芳雄も息子に弱い伊達男を好演。そんな2人の演じた親子の関係は、民男の婚約者・瞳をはじめ周囲の人々や出来事に揺れ動かされ続けながら、クライマックスで衝撃の展開を迎える

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たみおのしあわせ - goo 映画
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2008年11月12日 (水)

「歩いても 歩いても」 再び

Photo監督・原作・脚本・編集:是枝裕和
出演:阿部寛/夏川結衣/樹木希林/原田芳雄/YOU

日本  114分  2008628日公開
公式サイト:http://www.aruitemo.com/index.html

今回2回目(初回、公開直ぐの7/3)。

何度観ても面白い!まったく飽きない!

樹木希林さんは、特に素晴らしい!まさに樹木希林さんの映画。

「ボクとおかん・・・」より、全く、ぜんぜん、良い!

特別大きな展開があるわけでもないが、その平凡な一日がいい!

ほんと、何処の家庭にでもある出来事、会話、ぎこちなさ、冷めた目、皮肉、意地、本音・・。

そして、ふとしたところで感じてしまった老い、弱さ。

1回目より、二回目の方が、この映画の面白さを実感できます。

何と言っても「会話」。この超・自然な会話が非常に良い。

樹木希林さんとYOUさんの会話は最高。本当の親子のようで。また、日常の台所仕事の手際の良さと言ったら!Photo_2

また、私は夏川結衣さんが大好きですから、あの「えくぼ」の噺は嬉しかったなー。あれは台本か?樹木希林さんのアドリブのように感じたほど、面白かった。また、その恥らい方も超・好きです。

しかし、登場人物みーんな、見事なはまり役。

最高の映画でした!

■ストーリー:

成長して巣立った子供たちと老夫婦の、ある一日の家庭内風景。老夫婦に原田芳雄と樹木希林、息子夫婦に阿部寛と夏川結衣、長女にYOU

夏の終わり、阿部寛と夏川結衣夫婦が息子を連れて実家を訪れる。開業医だった父(原田)と昔からそりの合わない阿部寛は失業中ということもあり、気の重い帰郷。姉(YOU)の一家も来て、楽しく語らいながら、母(樹木希林)は料理の準備に余念がない。その一方で、相変わらず家長としての威厳にこだわる父。今日は、15年前に不慮の事故で亡くなった長男の命日…。

■お薦め度:★★★★★(最高です!)

自分で言うのもなんですが、初回に観た7/3の感想は、結構気合が入ていて非常にまともです。

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2008年11月 9日 (日)

「人生 捨てたもんじゃない」

やー、今夜は凄かった。

人生 捨てたもんじゃない、

こんなことが実際にあるんだな、

だから、

人生は面白いhappy01

東京は面白い!

まさに エキサイティング!

つい2週間前、

「海外ミステリー・ツアー」北京3泊4日を当日キャンセルしcrying

城に攻め入る「10.24の戦い」で心身ともにボロボロになった。weep

その後どうにか3連休を平穏に過ごし、

そして、本日。

何と! 

男・女7人、25年ぶりに再会だ!

これは凄い出来事eye

あー、みんな25歳 歳を取ったが、みんなあの頃のまんま

女性の40代は皆 綺麗だぞ!

20代に全然負けてないのが頼もしいgood

幸せなひと時を過ごした今夜であった。

やはり、

その時その時は、それはそれは色々あるが、

何十年も後に、楽しい想い出話に花咲かせるような

そんな綺麗で、美しい 人との出会い、別れをしておきたい

しかし、25年ぶりに人に会うってのは、

それはエキサイティングだ!

やー、凄い一日でした。

人生は 楽しいなーshine

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2008年11月 3日 (月)

「おくりびと」

Photo

監督:滝田洋二郎
脚本:小山薫堂
音楽:久石譲
出演:本木雅弘/広末涼子/山崎努/余貴美子/吉行和子/笹野高史

配給 : 松竹  邦画   2008年  130分  2008913日より 全国にて公開

公式hp http://www.okuribito.jp/

本木雅弘さんの所作の美しさが光った作品。

「チェリスト」と「納棺師」、共に役者 本木雅弘を存分に見せつけた作品でしょう。さすがに自分で見つけてきた題材だけあって、本木雅弘さん以外にこの役は考えられない。「完璧」というか、素晴らしい。

なんせあのモッくんにチェロを独奏させてしまうのだから。しかも、しっかり指の動きまで見せてごまかせないように。それをやってのけるモッくんもプロですね。びっくりしました。

そもそも「納棺師」という題材自体が暗い雰囲気だが、そこは、しっかりと笑わせてくれ、その後、思い切り泣かせる。そうそうたるメンバーの脇役(山崎努/余貴美子/吉行和子/笹野高史/杉本哲太/峰岸徹/山田辰夫さん)もすごい。

Photo_2 しかし、今回も予想通り、しっかり涙がどーっと流れました。
非常にいい映画でした。

さて、見初めて、即思い出したのが、今年6月に公開された小林薫さん主演 門井肇監督の「休暇」。

死刑執行の際、下に落ちてきた体を支える「支え役」を申し出た刑務官の心の葛藤を描いた作品。人に言えない職業で、とにかく精神的負担を抱える職業。今回の作品も通じるものがあります。

しかし、そこは本木さんの演技が勝っていました。

そうか、そういう職業も世の中にはあるんだな

そこでふと思い出してみた。

かれこれ前になるが、それがしの父親が死んだときは、病院の女性の看護師さんが髭を剃っていた。また、「納棺師」は居なかった、気がついたら白装束になっていたし、棺おけに入れる際は、確かに身内で入れた。さて、誰があれに着替えさせたのだろうか?

そう考えると、今回本木さんが演じた あの様な「納棺師」にお世話になる故人はさぞかし嬉しいだろうな。


さて、それがしの遺書にも一筆記しておくことにしよう、「腕の良い 納棺師を頼む!できるなら本木さんに」と、

■ストーリー:
楽団の解散でチェロ奏者の夢をあきらめ、故郷の山形に帰ってきた大悟(本木雅弘)。求人広告を見つけ面接に向かうと即採用。業務内容は遺体を棺に収める
納棺師という仕事。当初は戸惑っていた大悟だったが、さまざまな境遇の別れと向き合ううちに、納棺師の仕事に誇りを見いだしてゆく。

■お薦め度:★★★★☆(お薦めです。人間はいつか死にますから、是非観ておかないと!)

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