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2010年7月11日 (日)

「必死剣鳥刺し」

Photo

「まったく小細工なしの、まさに日本映画!」とは、
この作品のこと。

原作者の藤沢周平さんが生きていたら、
さぞかし喜んだことでしょうね、今回の作品。

最近の映画はやたら小細工が多すぎるが、

この作品はまったくの正統派。
「日本映画は、こうでなければならない!」

そのお手本です。

原作、役者、演出、カメラ、スタッフ全員が

「いい映画を作りたい!」と言う、気持がひしひしと伝わってきます。

同じ原作者でも、前作(花のあと:東山紀之主演)、前々作(武士の一分:木村拓哉主演)とは比べ物にならない位、いい出来でした。

Photo_3

但し、

この作品(或いは、原作)の善し悪しが解かるには、ある程度の年齢が必要かも??
日本の侘びサビ、礼儀を重んずる武家世界、言葉少ない中に秘めたる想い、四季の移ろい。

全てにおいて無駄がなく、武士たる仁・義、忠誠心。

多分、外国人の方にはこの映画の良さ、「義」の意味が理解できないなー

特に配役が良い!

豊川悦司さんは、その寡黙さがピッタリのはまり役
吉川晃司さんは、NHK信長の殿ですから、すでに貫禄

Photo_2

やー、久々の良い映画でした!

男たるもの、こうでなきゃ!
女なるもの、こうでなきゃ


しかし、
上杉の脱藩侍のそれがし
「義」はこうして貫き、
裏切られ、殺され、死んでも、
最後は
「必死剣 鳥刺し」で、相手の息の根を止める
この生き方、それがしの今後のお手本にしたい。

何度でも観たい★★★★★作品

監督:平山秀幸
原作:藤沢周平
出演:豊川悦司/池脇千鶴/吉川晃司/岸部一徳
http://www.torisashi.com/

2010年 東映 114

2010710日公開

「内容」:
鳥刺しとは<その秘剣が抜かれる時、遣い手は半ば死んでいる>と説明される。
実は、三左エ門は、意想外に寛大な処分を受けた瞬間から、<半ば死んだまま>の宙吊りの状態に幽閉されてしまうのだ。そして、藩体制を堅持するために周到に仕組まれた悲劇に向けて身を投じる以外、もはや逃れる術はない。冷徹で不気味な存在感を発揮する中老・岸部一徳と、農民の惨状を藩主に直訴する別家・吉川晃司の苦み走った好演がひときわ印象に残る。(高崎俊夫)(eiga.com

「必死剣鳥刺し」の映画詳細、映画館情報はこちら >>必死剣鳥刺し - goo 映画
必死剣鳥刺し - goo 映画

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 宮崎駿監督は、時代劇をやってみたいと云いつつ、悩んでいた。  「こればかりは難しい。どうしていいかわからないんですよね、ほんとのと... [続きを読む]

受信: 2010年7月16日 (金) 23時27分

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藩を現代の会社だと考えても十分納得のいく内容である。ラストの壮絶な戦いすら、我が身に置き換えることのできる方がいらっしゃるかもしれない。運命の不条理を描く大人のための時代劇。... [続きを読む]

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