« 「切羽へ 井上荒野 著」 | トップページ | 「ダイバーへの道 1」 »

2010年11月13日 (土)

「心に龍をちりばめて」 白石一文 著

Photo

著者の作品は全て読んでいるが、
多分この作品が、一番読みやすく、万人受けし、且つ、一番評価される作品ではないか?

所謂、野球で言うなら、
マニアックな玄人受けする選手から、誰もが知るメジャー選手になった、そんな感じ。
ストレートに言うなら、
「大満足!」
「最高!!」

マニアックから大衆的になると、棘やアクはなくなりますが、
これでいいのかも・・・。
それほど心地いいのです、読み後が。

しかし、この著者の真骨頂「言葉の畳み込み」は、まったくの健在。
p152
の、
主人公の女性がフィアンセの母親にぶち咬ます言葉は、超気持ちよく、最高!
読んでいるこっちの日頃の鬱憤が、一気に吹っ飛ぶ!

この著者を呼んでいない人が居たら、入門作品にうってつけ!
是非にも!! 
ハズレなしです

新潮文庫 514
平成22111日発行

内容:
小柳美帆はエリート記者の黒川丈二との結婚を目前に、故郷の福岡で同級生の仲間優司と再会する。中学時代「俺は、お前のためならいつでも死んでやる」と唐突に謎の言葉を口走った優司。今その背中に大きな龍の刺青と計り知れぬ過去を背負っていた。時間や理屈を超え、二人の心に働く不思議な引力の正体とは―恋より底深いつながりの核心に迫り、運命の相手の存在を確信させる傑作(「BOOK」データベースより) 

|

« 「切羽へ 井上荒野 著」 | トップページ | 「ダイバーへの道 1」 »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/512989/50018947

この記事へのトラックバック一覧です: 「心に龍をちりばめて」 白石一文 著:

« 「切羽へ 井上荒野 著」 | トップページ | 「ダイバーへの道 1」 »